ウェルネスプランかこがわ(第2次健康増進計画・第2次食育推進計画)
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112 6 施策の展開 【1】家庭における食育の推進 食育推進は、子どもから高齢者まで生涯を通じた取り組みを目指していくことが重要です。 特に子どもの頃に望ましい食習慣を習得し、健全な食生活を定着することは、生涯にわたり健康で心身ともに豊かな生活を送ることにつながるため、日々の生活の場である家庭において食育を推進することが必要です。 しかし、20歳代及び30歳代の若い世代では、朝食の欠食や食事の時間が不規則と感じている人が他の世代より多い傾向にあり、食に関する知識や意識、実践の面で課題があります。この世代は、これから親となる世代でもあることから、特に若い世代や子育て世代の食育力を強化する必要があります。 また、本市では糖尿病のリスクの高い方が県内でも多い傾向にあることから、生活習慣病の発症と重症化予防のために、食を切り口とした取り組みが必要です。また、健康寿命*の延伸につながる食育を推進するために、高齢者の食の健康を確保することが必要です。 社会環境や家族構成の変化する中、健康やライフスタイルに応じた食育の取り組みを、日常生活の基盤である家庭において確実に推進していくことが重要です。

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